■エクストリーム備忘録C75 〜CROW’SCLAW〜
C75の入修羅場も過ぎ去って間髪入れずに備忘録として収録。
CROW’SCLAWの製作現場にメスを入れてみた。
ぴずや「入稿が終わって一段落したけど今回のアルバムはどうだい?」
鷹「ああ、最高さ。改心の出来だ
ぴずや「録音は今回もCROW’SCLAWスタジオで進められたんだよね?」
鷹「ああ、殆ど全てをいつも通り俺のスタジオでこなした。慣れた環境でやるのが一番さ」
ぴずや「MIXはCubase?」
鷹「いつもCubaseさ。1stからずっと変わってない
ぴずや「今回の使用ギターは?」
鷹「いつも通り85年製のレスポールカスタムがメインだね。他にはIbanezをリードで使ったな。
他にも最近手に入れたレスポールジュニアも使ったよ。アルペジオがクールなんだ」

ぴずや「アンプのセッティングも教えてくれるとキッズが喜ぶと思うんだけどいいかな?」
鷹「うーん、覚えてないな。多分低いほうから順に10、4、7くらいだと思うんだけど……。
おっと、俺と同じセッティングにしても同じ音は出ないぜ。全てはハートで弾くんだ」

ぴずや「アルバムのタイトルはBrutal Games For Reminding Of Deathで決まり?」
鷹「ああ、クールなタイトルだろ?
妹紅と輝夜は不死――輪廻の輪を外れてしまったわけだけど、彼女達は弾幕ゲームで死を感じることでしか生の感触を取り戻せない。
そんな悲哀は今回のテーマに相応しいと思ったんだ。だからBrutal Games For Reminding Of Deathなのさ」

ぴずや「ちょっと前に車でDEMOを聞かせてもらったとき、”もこたんインペ●ウム”ってのが見えたけど?」
鷹「Oh…Shit! そのタイトルは気にしないでくれ」
ぴずや「OK(笑)いくつか収録曲を紹介してくれると嬉しいけど、キッズに余計な先入観を与えるのは勿体無いかな?」
鷹「いいや、そんなことはない。予習、復習は非常に大事だ(笑)」
ぴずや「今回はチューニングもすごくヘヴィでクールだね、やっぱDropB?」
鷹「Drop Z♭だ(笑)」
ぴずや「フランちゃんがすごいブルータルだけど、紅魔はデスが似合うね!」
鷹「(笑)今回で一番ブルータルな曲になったね。
彼女はまさに狂気の塊だから、こういう曲が似合うと思ったんだ」

ぴずや「ボクはデスメタルに必要なのはデスボイスとか形のものじゃなくて、
死の香りだったり狂気だったりだと思うんだ…そういう意味ですごくデスに感じるよ。
幽香もクールだけど狂気に満ちたリフとメロディになってるね!」
鷹「ああ、このブルータルなフィールが不可欠だ。デスボイスがあればデスメタルなんてのはナンセンスさ。
Mimetic Flowerは……、俺は幽香は幻想郷の中でもトップクラスの強さを持っていると思う。
だけど、あまりに強すぎるが故に、その姿を擬態しないことには淘汰されてしまう――出る杭は打たれるって言うだろ? そういう曲なんだ

ぴずや「幽香繋がりで花映塚は知らない内にHPが減ってるけど、
やっぱりCROW’SCLAWがプレイしてもいつの間にかHPが減ってる時ってあるかな?」
鷹「知らない間にライフが減っていって……気が付いたら「ピチューン」だ(笑)。
俺はいつの間にやられたんだろうな?

ぴずや「やっぱりボクだけじゃなかったか!
ピックが知らない内に減っていくのと同じだよね?」
鷹「ピックは知らない間に逃げていくからな……、同じことなのかもしれない」
ぴずや「ラウドな低音だけどクリアだよね、何か特殊なマイクを使ったのかい?」
鷹「マイクは……色々試したんだ。SM57、SM58、MD421II、RE20……でも結局はSM57とAT4040に落ち着いたかな」
ぴずや「やっぱり57はギターサウンド収録の一つの王道なんだね!
今作と前作で一番違うMIXテクニックはなんだい?」
鷹「うーん、ちょっと待ってくれよな。俺はいつでも色々と試すんだ。常に成長していたいからな。
そうだな、今回はギターサウンドをよりヘヴィに聴かせてあげたいと思ったんだ。そこが一番気をつけた点かな」

ぴずや「BFD Tipsがすごいグレートな内容だったけど、
今作のマスタリングについてどんな技を使ったのか教えてくれないかな?」
鷹「マスタリングかい? 特別なことは何もしていないよ。
ダイナミクスをきれいに整えることに注意しながら、ラウドなサウンドになるまでコンプレッションするだけさ(笑)」

ぴずや「今作で東方アレンジから一旦離れるって聞いたけど、ホントなのかい?」
鷹「ああ、詳しくは俺のウェブサイトを見てくれると助かるんだけど……。
ニューアルバムは常に新鮮な気分で聴きたいと思う。しかし今回で一通り、俺のやれることはやり尽くしてしまったからね。残念ながら俺はそこまでアイデアの豊富な人間ではないんだ(笑)。
それでも俺は気が付いたらレミリアに挑んでいるし、これからも同人誌は買い続ける(笑)。東方が好きなことには変わりないのさ」

CROW’SCLAW…5kgオーヴァーのLPCと1kgオーヴァーのストラップを装備した総重量6kg超の単位、1鷹ポールは身内ではあまりにも有名。身内では。
ヘヴィなギターサウンドに埋もれないドラムメイキングが特徴。意外とザックっぽい曲は書かない。
これから皆でイベント会場に向かうという時にシャワーを浴び始め、どこでも屁をする豪快なギタリスト。
反して音楽制作に関してはとことん誠実で、メタラーの癖に目が綺麗と専ら絵師の間では評判。
12,XX,2008