【備忘録2】機材の購入順位について考察してみる【備忘録2】

前回の備忘録ではDAWの導入について考察をしてみた結果モテる事が出来ました。
味をしめたので今回もモテモテな日記を書こうと思います。


今回は機材の購入についての考察ですが、まず購入欲だけで購入するのは良くありません。
例えば「○○の○○が使ってるモノだから最高なんだ」などという事は半分以上間違っております。

もちろんファンアイテム的なものは別として、その機材自体が持つポテンシャルとベクトルに合った組み合わせを選択しないとたちまち粗大ゴミに化けてしまいます。

私が購入する機材の順位は

安定性>コスト>単体での効果>組み合わせた時の効果

を基本として購入順位を付けます。
最も重要視している安定性は集中力を途切れさせないための大事な要素です。
また、単体で安定していないものを複数使えば当然全体が不安定になるからです。

例外としてアッテネーターは組み合わせてナンボの機材の一つです。
これにもメリットデメリットがありますので、メリットがデメリットを下回らないようなものを購入するのがポイントになります。

■楽器類

・ギターの購入
まず始めに、狭いジャンル、狭い好みである事、
「必要以上に深くはこの備忘録で考察しない」
事を前提に筆を握っている事を申し上げます。
とりわけメタルコアやハードコア、
せいぜいヘヴィロック程度までしか応用は利かないと思います。

メタルにおいて必要不可欠なギターの要素は
凶暴性、重圧感、それらを備えたリフであると思っております。
楽曲の半分以上をリフ、或いはバッキングで満たされるのであれば
まずそこを中心として望む音を探していきましょう。
まず重い、密度がある、など抽象的ですが
そのままギターを選ぶ要素として当てはめると思いのほか悪いものにはなりません。
重量があるマホガニーボディと密度のあるEMGとの組み合わせは
一つのメタルギターの完成形と言っても良いと思います。

またRRVにダンカンなどのパッシブPUとマーシャルの組み合わせも
ソリッドでキレのある一つの完成形だと思ってます。

このように幾つも組み合わせはありますが、入手難易度やコストなど
総合的に評価の高いものから試して検討するのがセオリーです。
安易にアーティストモデルに手を出すのはオススメできません、
レコーディングで実は他の楽器を使っていたり印税を差し引いた分
どこかの費用が削られてる事もあります。
ただしファンアイテムや余程特殊な形状と音で代用が効かない場合はこの限りではありません。

・ベースの購入
すみませんまだ購入してません。
が、色々と試して購入するものはほぼ決まってますのでサラりと。
まずベースの音作りで重要なのはベース本体もそうですが何よりアンプです。
ギャリアンクルガーによる凶悪サウンドを目の当たりにすると
最早ベース本体の素質など全く持ってギャリアンクルガーの前では無力では無いかと感じました。
もちろん私はまるでキックのようなベースの音も大好きですので
これも一つの完成形であると思ってます。

マジメにベース本体を選択するのであればスティングレイ辺りの
五弦など安定した密度と低域を確保するのに選択肢として良いと思います。
ただし密度の濃いベースで高域を生かそうと思うと一筋縄ではいきません、
タイトなアタックが要求されます。

また、当然ですがリズム楽器故に音と同時にリズム感が非常に要求される楽器ですので
楽曲の色を決められてしまうと言っても過言ではありません。


・シンセサイザーの購入
こちらは好きな人が使ってるモデルで理論上同じ音は出せるはずです、
私も二年前に埼玉氏に憧れてMUとXVを購入しました。
特に一台ハードウェアを持ってるとラフ音源として重宝するかも知れません。

個人的に激しいバンドサウンドで抜けさせる楽器を入れるとしたら
シンセサイザーは有効な選択肢です。
どの時代でも個性的と言われるKORGやALESSISなどを私は好んで使いますが、
最近はVSTiとしてエミュが出てるので比較的容易に入手が可能です。
ソフトシンセが高度成長を遂げた現在では、ライブやリアルタイムで演奏する以外でハードウェアを購入する利点は音の違い位しか無いかも知れません。
確かに全く同じ音は出ずともその音がハードウェアに対抗出来ないかと言えば全くそんなことはなく、ソフトシンセにしか出せない音も選択肢が増える魅力の一つですね。

やはりこちらもメインで使うリズム系のドラム音源を一番最初の候補にしましょう。
その他必要な音源に特化したものを順次狙っていくのが良いと思われます。
個人的には


ドラム音源>ピアノ音源>シンセ、トランス音源>オーケストラ音源

オーケストラ音源に関してはまずある程度知識が無いとまともに扱えないものが多いです。
下手にViennaなどに手を出すとプギャーされるかも知れません…。


もちろんどの音源も各音源の知識が少なからず必要ですので、常に元の楽器の勉強をするのが音源を最大に生かす近道となります。


■その他機材類

・アンプの購入
まず最初にPOD、もしくはそれに順ずるアンプシミュレーションを買いましょう。
もちろんこれはレコーディングをすること前提で購入する場合での話しですので、自宅で爆音が出したい、ライブをやるぜなどはこの限りではありません。

とは言うもののなかなかアンプシミュも多種多様になってきました。
私の好みで言えばJohnsonというフェルナンデスがかつて代理店をしていたメーカーのJ-StationというモデルのVer2.0がコスト的にも良いです。
POD2.0はやはり高域が抜けにくいという弱点が少なからずあり、XT以降は少々値段が張ります。
アンプシミュ系の高域のこもりはアウトプット後にブースターなどを挟む事で意外と改善される場合があります。
大抵の場合、歪ませすぎのパターンが多いので注意が必要です、あと反応は基本的に遅いのでカッティングなどは諦めてください。
また、デスメタルのリフのような耳元に張り付くサウンドはラインの音を混ぜるかe609などのマイクを使わないと作るのが難しいのでエアー感に関しては必要以上には要らないと思います。


・エフェクター類
基本的に原音がそれより良い音になる事はありません、出音が全てです。
特にエフェクターを通って良い音になる事はほとんど無いと思っております。
沢山のエフェクターを使わなければ作れない音ならアンプやギターを変えたほうが良い結果が生まれますが、ソロや飛び道具としての音作りはこの限りではありません。


・VSTその他エフェクト
買う前にフリーをとりあえず使って作業しましょう、鉄板は存在しますがどれも基本的に高額です。
まず何が何でもインストールしておきたいのがAntressのModern Plug-In。
既にサイトが消失してしまいましたが、ミラーサイトがいくつもあります。

http://antress.webng.com/

なんといっても1176とdbx-160が良すぎます、これでギターとドラムのコンプはもう要りません。
マシンパワーは恐ろしく消費しますが、それだけの価値はあります。

リミッターはWavesのL1のクローン、W1 Limiterがオススメです。
明確な差は無いのでとても便利です。
サチュレートにTubeLimit、分かりやすくて馴染みます。
リバーブであればSIRがフリーでIRを使えるので試すにはすごく良いと思います。


・シールド
通常のギターとアンプとの間であるならBeldenの8412とスイッチクラフト280で自作しましょう、コスト40%くらい削減できます。
エフェクター間や短い間を繋ぐのであれば9395が好みです、こちらも自作しましょう。


・真空管
オススメしません、GlooveTubeのどれにしようかなーとかはどれも大差ないと思うのでどれでも良いと思います。
みょんなとこからRCAとかMullardとか知ってしまった不幸な人はラジオデパートなどで直接選びましょう。
注意点として牛乳瓶の底のようなメガネをした店員に型番などを聞いてはいけません、間違っても探してくれません。
またオールドの管を購入する際は製造日が印刷されているか確認しましょう、偽者沢山あります。
真空管の印刷面を触ってはいけません、誕生日がなかった事になってしまいます。
パワー管はマッチングとかバイアスちゃんと出来ないなら触ってはいけません、火を吹いたり物によっては2秒で壊れてしまいます。

※動作しなくても泣いてはいけません、60歳のお爺ちゃんを突然起こしてマラソンさせたらいつ倒れるか分からないのと同じです。


という事で今回は必要以上に深くは掘り下げないで表面を浚う感じでまとめてみました。
真空管はほとんど皮肉です、維持費もバカにならないし通っぽいから手を出そうとか思うなら止めたほうが…。

  • 2012
  • 2011
  • 2010
  • 2009
  • 2008
  • 2007
  • 2001